豪華二本立てとか言わないんだな。
次回最終回なのでは？。で、今回は瑞希が街に出ると、奈々生のデートもどきのお話。妖怪どもを魅力的に描くのは構わないのだが、それがアイドルレヴェルでちやほやされるのに違和感。鞍馬はそういう設定だからよいんだけど、他はねぇ。おんなのこ向けなんで、主人公の奈々生がぱっとしないという設定ではあるんだが、男のほうはいちおうこういうルサンチマン向けでは比較的重要視されがちな“優しさ”のほかに、カリスマゝで付与されてたらそりゃモテるのは当たり前というか。何の取り得もない男が何の努力もしないでモテちゃう萌えアニメもどうかと思うが、なんかそれとゞっこいどっこいって感じだ。
うーん、お話や説話として悪くないんだが、今期通して何が言いたかったのかよくわかんないな。見目麗しい相手とヾキドキな毎日って構図もそりゃおとこのこ向け萌えアニメと変わりはないんで、まぁよくある日常系ではあるんだろうけど、なんかもったいない。前々回で本編は終わっているかもしれないんだが、もう販促としての役割しか与えられていないんだろうか。前回からはいわばファンサーヴィスというか。自分としては新米の神がいろいろ紆余曲折を経ながらも、神としての仕事をこなすうちに人間としての成長をみせるとか、世の中そんなに捨てたものじゃないというテーマが仕込まれているという予想の元視聴をし始めて、まぁ期待を裏切られたんだけど、恋愛方面に振られたからといって失望したわけでもないんだよな。で、なんかもったいないというか。
