ロウきゅーぶ! 第3話

 まさか、ひなた、出発と同時に倒れたんじゃないよな?。
 ん〜、愛莉をゴール下に置いといて…っていうのは、ホント素人バスケの典型だよな。が、ポストプレイの基本ではある。昴は小学生の吸収力サイコーとか言ってたが、素人相手に付け焼刃的対策が効くってのもあるんだろうな。まぁ自分のチームも相手のチームもお坊ちゃん・お嬢ちゃん学校の(って、同じ学校なんだが)片手間程度の部活だからできることではあるんだろう。
 しかしなんだな、このタイミングでの試合だから、負けて廃部って展開にだけはならないわけで、結果が明らか*1だから経過を楽しむべきなんだろう。で、面白いのが弱者へのまなざし。スポーツなんて成果主義の最たるものだから、弱者は切り捨てられて当然の世界ではあるのだ。バスケなど特に上手いのがいたらそれだけで勝てちゃうという要素もあって、智花のレヴェルアップを中心に考えてもいゝわけなんだが、さすがにそれだけは前回までの流れで切り捨てられている。で、今回はいかにも運痴であるような愛莉や体力が続きそうに無いひなたへの強化が主題になってた。さすがに、コレ、今の日本で問題になっている格差拡大・固定化の末の弱者切り捨てに対するアンチテーゼなんだよな。愛莉への手のかけ方は甘やかし寸前の扱いなんだが、でもそれでモチベーションを維持して弱者が実際に役に立っていることを示しているわけだ。初心者ではあるが、運動神経がそこそこありそうな真帆や紗季の強化が主ではないワケだよ。
 竹中への対策はひなたを持ってくるのかね?。智花が竹中にマッチアップするってことになってたが、途中で切り替えるとか。女子チームにすんなり勝たせちゃうとなんだから、いっぺん危機に陥らせて逆転させるって流れなのはわかっているんだけど、結構その逆転劇がどうなるのか気になってしまうなぁ。
 いやぁ、智花@花澤香菜の声アテ、もう狙ってゝあざといのが丸わかりなんだけど、それでも心地よいねぇ。身体描写も狙ってゝ、これはなんかさすがに恥ずかしい。いかにもロリ向けに作ってますぅってのがあからさまなんで、もうちょっと控えて欲しかったというか。別に絵的エロなものを期待して視聴しているわけでもないので、この作品をコミュケーションツールとして使えなくしてしまっているわな。見せてしまうより見えてしまうほうがまだありがたいんだけど…。それは色気とは違うというのはわかるんではあるんだけども。

*1:勝って存続が濃厚だが、別に負けて存続でも構わないっちゃぁ構わない。