星空へ架かる橋 第7話

 え!、試合でうまくいかなかったってだけ?。
 いやぁ、てっきり伊吹の深刻な個人的事情が明かされるかなんかと思ったら青春真っ盛りというオチ。というか、今回は一馬がサブヒロイン達にフラグを立てまくっているという回だった。いや、逆か?。で、初と円佳は今回はお休みっぽいな。かさねは中学生のためかあまり一馬と絡むようには見えないなぁ。
 前半は高校生の遊び方みたいな描写になってたが、今もあんなもんか?。いや、自分の頃はカラオケボックスなんてなかった時代なので、ゲーセンぐらいではあるんだが。いや、でも高校生の頃は学校で禁止されていることもあってゲーセンにはあまり行った記憶がない。ハマったのは大学生頃。就職してコンシューマーゲーム機を買ったりしたけど30代になって電子ゲームはほとんどやらなくなったなぁ。なんでだろ?。で、一馬達もゲーム(とかカラオケ)はあくまでコミュニケーションツールとしてしか扱ってないってのがわかる。一馬のボボピンへの執着のなさをみても明らかだよな。
 今回グッとキたのは、陽菜のお祈り。あとから振り返ってみると明らかにわざとらしいんだけど、見ている最中は極々自然なんだよな。歳をとってしまうと賽銭は寺社の収入源だとか経済効果だとか頭に浮かんだりするんだけど、この描写に触れてみた感じ、年配の人のささやかな気持ちみたいなものが伝わってくる感じがしたんだよ。伊吹自身はそうやっていろんな人の穏やかな気持ちに支えられているって自覚なんてたぶん毛頭もなくて、たゞ負けそうになる自分を奮い立たせながらいっぱいいっぱいになって試合に取り組んでいただろうし、だからといって彼女が他人の思い遣りに気付かないから自分勝手な人間だというわけでもない。でも周囲の穏やかな気持ちってのは結果的に彼女をやさしく見守っているという構造になっていて、そこに押し付けがましさのない人間関係が見て取れるような気がしたのだ。
 ダメだ。歩@あゆたの声がハスキーな少女の声にしか聞こえない。萌え萌えですよ。