C 第3話

 OPだと、合衆国は戦争だが、日本は土建屋を中心とする利権構造っぽいな。
 ん〜、三國壮一郎って、モデルはひろゆきだとか山本一郎だったりするのかな?。ひげを残している外見はひろゆきっぽいし、金融であやしげな集団に出入りできるのは山本一郎っぽい。まぁ肩書きとかそんなのを拝借してるだけで、物語上の役割だとかはあんまり関係がなさそうだが。
 えらい三國が高邁な理想でもってカネ儲けをしているっぽいが、本気なんだろうか?。今のところ彼に悪意を感じられないのだが、公麿とは対立するだけに本格的にいがみあうのかゞ読めないな。彼のいう人の為にカネを使うってのは基本自分が生きていくのに十分なカネを既に確保したカネ持ちが余剰分でやることだろうと思うので、あんまり高尚なご意見とも思わないんだけどな。三國は今のところ違うっぽいが、基本カネ持ちはカネ持ちどうしでしかカネを回さないし、その過程で貧乏人というか庶民からカネを奪うわけで、カネ持ちのカネまわりの経済効果って実は害悪以外の何者でもなかったりするし。アレだよ、ケケ中が「カネ持ちにカネを集めればカネ持ちからこぼれ落ちるカネでみんなが潤う」といったトリクルダウン理論がまやかしだったろ。というか、トリクルダウン理論でカネ持ちに集めるカネは、実は貧乏人から奪ったカネであるって時点でおかしいと気付かなきゃダメなんだよな。まぁカネ持ちはそうやってみんなを騙してカネを奪えばあとは野となれ山となれなんだからいゝだろうが、後始末をやるモノの身になって考えろよと言いたい。そしてそれをまたカネ持ちの味方の日経とか読売だとか(産経だとか朝日毎日ですら)ゞ影響力を行使してウソを流すんだよ。
 そうそう、ミダスってどこかで聞いたことがあると思ったらギリシャ神話?だよ。ググると触れるもの皆金に換える力を望んで食い物ですら金に換えて困ったというミダス王の物語を目にした。ミダスマネーは黒を基調としていて胡散臭い代物だというアピールをしているが、なんのメタファーなんだろうか?。手に汗して得たカネも泥棒して得たカネもカネはカネであって、カネ自体に色のついているものではないという言説を聞くことがあるんだが、この説も胡散臭いよな。ミダスマネーもそういう類のものと見てはいるが、そこらへん断定はできない。
 IMFも胡散臭くてなかなか。いろいろ粗はあるんだろうけど、自分としては社会問題に切れ込んでおり、カネの本質について考えさせられるって点で評価したい。ディールのディテールは放置でも話は成り立ってるしな。