どうでもいゝ話だが、民主党の凋落

 合衆国もオバマが建て直せず、かといって日本も空き菅内閣のおかげで底の抜けっぱなしという体たらく。そもそも前なんとかってのも、自民盗の別働隊と言われていたから、今さら切り捨てられても自業自得よのぅぐらいにしか思わない。
 で、どうやらオバマも空き菅も次は無いらしいようだ。まだオバマは庶民のほうを向いているかもしれないが、空き菅は見事庶民の切り捨てに邁進している。まだまだこれからどうなるかはわからないが、途中経過として民主党衰退の原因を考えてみると、どうも今までの政治の清算をやってなかったせいなんじゃないかという気がしている。
 合衆国民でもない自分が注文をつけるというのもなんだが、オバマの失敗の原因はやはりブッシュの弾劾裁判をやらなかったせいなんじゃないかと思っている。もちろん日本の民主党の失敗の原因は自民盗の粛清をやらなかったせいなんじゃないかと思う。日本の民主党の辛いところは、そもそも民主党内の議員は元自民ってのもたくさんいて、そして元々そうでなくとも隠れ自民みたいなのがいることだ。自分の地元でも結局のところ自民系列ながら無所属をうたい文句にした候補がどんどん当選している。で、やっていることは土建屋への利権誘導だ。今までそういう利権構造に苦しめられていた層の受け皿だった民主党が、あっさり旧来の支持者を裏切り、自民盗を裏切ってきた既得権益層を優遇。いや、実は自分は民主党の支持者というよりは、アンチ自民なだけなので、政権交代当時から大いに期待していたわけでもないが、こう旧来の支持者に対して恩を仇で返すようなマネをするのは本末転倒だと思う。自分なんかはむしろ反自民色が薄れゝば、状況次第でいつでも乗り換えるニワカではあるんだよな。でもまぁ一過性の投票行為としてもなんか自分ですら裏切られた気分にはなる。
 まぁケケ中あたりがまだ跋扈している間はいかんともしがたいわねぇ。
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