クローチェ・ディ・ピエトロって、やっぱ子鼠構造改革のメタファーだよな。
うーん、オルソラはレギュラー化したような感じだな。もう物語からおさらばかと思っていたんだが。姫神ポジションかね?。忘れた頃に登場みたいな。
しかし、オルソラ編といゝ、キリスト教モチーフの話題を取り扱ってるんだな。殉教者を生み出すことによって布教がさらに促進されるってのが面白い。まぁ別にキリスト自身はまさか彼自信がユダヤ教から分派してそれを凌ぐ宗教を作り出すことになるとは思ってもいなかったんだろうけど、弟子の活力が凄かったわな。で、キリスト亡き後、キリスト教を盛り立てようとする者が、信徒を犠牲にすることによってその地位を確実にするってのは、なんともいえんものがある。狂信者と変わりがない。リドヴィアは前者で、オリアナは犠牲になる信徒なのか。教祖は非業の死を遂げるけど、後継者によるなりふり構わぬ強引な布教活動で勢力を拡大って、現代の新興宗教にもありそうな構造だが。
今回も話的には突き抜けたところはあまりなくって、ヒキも当麻の見栄切りで終わってなんだかなぁといったところ。でもまぁ退屈はしなかった。インなんとかさんあたり、当麻達の行動に感じるものがあったという描写になっていたかもと思って見直してみたけど、あんまりそういうふうにも見えなかったな。