伝説の勇者の伝説 第10話

 クラウとかカルネって役に立ってるの?。
 ライナーの暴走をフェリスが止め、シオンは仕事漬け、で、エスリナが襲われるのかと思いきや、ノアが襲われ、すんでのところでクラウが助けたということになっているらしい。で、ライナー・フェリスには新しいミッションが。
 しかし、アレだな。シオンは内政に注力しているらしいが、その他の仕事はミランがやっているらしい。シオンは貴族連合あたりへの対策は今までずっとやってなかったぽいが、なんだかなぁ。よくそれで今まで潰されずに来たワナと。で、またまたシオン側のキャラが襲われる。ノアを襲うことによって貴族連合が得するってのが良くわかんないのだが、じゃぁ誰がやったのか?ってのが今一不明。というか、シオン側は自分トコの勢力が襲われるって事についての学習が足りないよな。クラウあたりは警備の責任がありそうなんだが、襲われてから許せないとか言ってるワケで頭が悪すぎ。
 で、今話を見てみると、ノアはクラウを評価しているっぽくてげんなり。思い込みが強いだけの正論バカじゃねぇかとか思うんだけど、この作品って視聴者にそういう風に示しているんだろうか?。ミランあたりは今回の貴族への啖呵を見せているところからすると、視聴者に対して好印象を与えているように見えるが。なんか、シオン朝の宮廷はグダグダだな。王と側近が爽やかでも、あんまり仕事の効果が出ているように見えないのだが、そろそろ政治的スマートさってのを彼らあたりが示すのを見てみたい。結果として善政っていってもなんかスッキリしないんだよな。貴族連合が台なしにしてるんなら、実はシオンの執政とかあまり効果が現れてなくって庶民には伝わってなさそうなんだが、そうじゃないっぽいしな。よくわからん。
 まぁライナー周辺のストーリーも可もなく不可もなくっていったところか。悲劇からの回復ってのを見せたいんだろうけど、どうだろう?。確かにうまくいきましたって場面を見せられても作為的なものしか感じないし、これはこれでいゝとは思うんだが、そろそろこの作品特有のメッセージを見出したいところ。