伝説の勇者の伝説 第6話

 美人なだけの暴力女って、なるほど適切な。
 うーん、ミランはオーベルシュタイン的キャラらしい。OPの絵を見ると表情は悪人面だが技の披露では単に見栄を切っているだけのようだ。というか領土拡張をしたいのはシオンというよりはミランなのか。しかし、どちらも王国なのに、ローランド帝国にネルファ皇国という名はどうしたものか。国名表記に王の字を使わない理屈が感じとれなくてどうもな。
 ミランネルファ訪問の進言はなるほど。相手が動いた段階で罪を確定、一網打尽にするワケね。さらに後々の禍根を断つために、隣国の安定要素を抹殺とは良く考えられている。まるで国力を減ずるために最悪の総理大臣が次々と連続する、極東の某国みたいな様相にするワケね。
 なんかライナーがフェリスを気遣って関係が深まった模様。というか、今までコメディタッチだったからてっきり二人の喧騒は半分演技なんだろうと思っていたのだけど、実は本気でいがみあっていたらしい。なんだかなぁ。相手の人格がわかんないからたとえどんなコミュニケーションであっても遠慮というか、微妙な空気を醸し出すものだが、演出面でそういうところがみられずに、単におかしさを表現していただけだったので面喰った。なるほど、だからダイジェスト風味なのか。
 次回からライナー大好きっ娘が登場らしい。というか第1話でも顔見せをしてたけど。なんつーか、ライナーの境遇を見ると、彼が部外者に好かれる要素ってないハズなんだけど、どういう経緯なんだろう?。まさか元居た孤児院の関係者?。