とある魔術の禁書目録Ⅱ 第7話

 え?、これで終わり?。
 なんか大量の御坂コピーを復活させようとする試み*1?が潰えてエンド。力を持て余して自分を見失っている結標に、持っている力をどう使うかは自分自身と啖呵を切る白井の対比。そして白井の言葉を実行してみせる当麻・御坂オリジナル・アクセラレータ。
 説明はあったようだけど、ツリーダイアグラムだのレムナントってのが何なのか今一よくわかんなかった。能力を開発かなんかする機械のようだけど、結局のところ御坂シスターズなんかを見ると不幸に陥れているわけであり、ロクでもないものって感じになってはいる。人類の歴史でも産業革命時の機械化や最近でいうと効率化や情報化が物質的文明を豊かにしていても、その実人間に対しては不幸を押し付けているって構造と似ているってことを警鐘って形で示しているんだろうか?。そこんとこ、人のために能力は使うべきってメインに隠れてうまく見出せなかった。
 今回も敵役は救われるべき存在として描かれなかったな。いや、このエピソード中ではってことで、別に後日譚として改心したとかならあるかもしれんのだけれど。だいぶキレイ事とそうでない部分の切り分けをしてきたようだけど、今後どうなるものやら。ただ、前回のオルソラエピソードに比べて、ちょっとお話が単純すぎたかなってイメージは受けた。

*1:結標のお話だと全然違うっぽいが