そらのおとしものf 第7話

 あぁ、どうやらニンフのマスターは智樹がなるっぽいな。
 OPのカップリングだと、イカロス=智樹、ニンフ=守形、アストレア=五月田根かとおもったんだけど。というより、OPは各話エピソードからの抜粋なんだな。で、ニンフが魔法使いのきわどいコスプレをやっているシーン以外は全部既出のようだが、あ、トモ子のイカロスコスプレで象さんジョウロを振り回すってのもまだか。
 今回はシリアス場面が多かったな。コメディ部分は西瓜の盗み食いのところぐらいか。というか、西瓜ってそんなに箸が止まらない食い物かね?。アストレアは大食いだからわかるとして、ニンフは丸々一個も食べられないだろうに。普通なら腹いっぱいのニンフが、さらに西瓜を食おうとするアストレアを止める展開が見られると思うんだが、まぁそれだとコメディにならんわな。
 で、第二世代のエンジェロイドが降臨。というか、守形がシナプスで見たカプセルから置きだしたのはコイツらしい。で、イプシロン=カオスの目的は智樹の抹殺ではないらしい。カオスの成長度合いがよくわかんないから何とも言いにくいところなんだけど、アストレアがイカロス・ニンフが裏切った理由を知りたいという展開が見られ、その疑問をカオスも持つというのがよくわからん。まぁアストレアはともかくとして、カオスの派遣前にはシナプス中でイカロス・ニンフがシナプスを裏切ったことについては随分噂になっているのだろうと思われる。
 で、一歩踏み込んだ議論として「愛」の介在が提示されているのだが、カオスの行動がどうもな。ニンフが智樹にマスターになって欲しいというのをカオスは知っているらしいし、智樹に化けたカオスがマスターになってやる前に自爆しろと言っているワケだから、なにやら自己犠牲と愛との関連を(知識として*1だろうが)知っているらしい。
 いや、アストレアは別にして、イカロスの無自覚な嫉妬にせよ、ニンフのメロドラマ好きにしろ、エンジェロイド達が愛に関して無自覚に関心を持っており、しかも恋との区別がついていないところとか、いかにも冒頭の守形による新大陸講座で言及されていた少女性がプンプン。こゝ数話ほど自分の中で湧き上がってきているのが、智樹のスケベ心とエンジェロイド達を救ったような博愛精神は密接に関連しているのではないかということ。まだ主張にはなっていないと思うのだが、要するに作者は「要するに愛とかカッコつけてるけど、スケベ心の延長だろ?」という主張になっていくのかもという可能性を考えている。が、さすがにそう思っていても表面に出すわけにゃぁいかないだろうからな。
 まぁあんまりそこまで考えていないとは思うんだが、アラブだかイスラムだか、いやそれらの中でも特定の国だけだったかはわかんないんだが、一夫多妻制の国があって、そこは甲斐性と養う女性に平等に接することが出来ることを条件としているってのを思い出して、それを意識してんのかな?とふと思った。今のところエンジェロイドが赤青黄と信号機の色が揃っており、仮に彼女たち全員のマスターに智樹がなるとして、あとそはらで4人なんだろ。そはらが本妻で、3人のエンジェロイドは子供が作れないから婚姻関係では特に問題もなく、実質4人との共同生活ってのが可能なわけだ。今のところ智樹は平等に接しているし…と考えて、いやこの後の展開でハーピーが智樹になついたらどうなるのか?とか…いやいや、アホなことに思いを巡らせるもんではないねぇ。
 あ、そういやカオスの声当て、豊崎愛生なんだな。聞きなおすと確かにそうなんだけどわかんなかった。あとウシ夫その他とか誰なんだ?。

*1:しかも他者に対する抑圧的な自己犠牲の強制が愛でないことも