都会というか東京vs地方の構図、メモ

 ふと目にしたのが、地方を壊してきた郊外型大型店舗が実は地方の文化向上に役立っている?とかいう言説。ん〜?。
 田舎のジャスコは「擬似東京」!渋谷=三重のジャスコ。レベル的に。
 ちょっと違和感を。でもまぁそういう部分もあるわなという気はした。で、きょう目にしたのが次のエントリー。
 何でもある田舎のジャスコと、東京を知る人と知らない人との格差
 やっぱ東京は地方とは違って奥が深いよというお話。でも地方は肩肘張らなくってもいいジャンという真っ当な言説。
 で、地方の凋落はさらに加速しているらしい。
 日本屈指の秘境 和歌山県の人口がついに100万人割れ 都道府県で100万人すら居ないって酷過ぎるだろ 魚拓
 で、結局田舎がダメなのはこうだからなんじゃね?という例。
 保守王国に生きる 魚拓
 まぁ保守王国というより、自民盗の害悪だろ。わざと格差を作って下のもの同士いがみあわせるってヤツ。で、自民盗に投票するとかアホなんじゃねぇの?と思うのだが、ちょっとは思い当たっているらしい。で、別に自民盗なんて保守ではないだろ?と。某所でよく言われるとおり、ふるさとの自然をコンクリートで破壊した自民盗がなんで保守なのかと。家族を壊して個人分断化を進めた自民盗がなんで保守なのかと。
 いろいろ思い浮かぶことはあるのだが、買い物をするときには、自分なんかは日常品以外はほとんど通販に頼っている。日本に売っていないものだと、東京すら関係ないって話になる。古本だって、神田神保町の古本屋街じゃなくて、Amazonのマーケットプレースを重宝している。かえって古本屋街に行くより時間が節約できるぐらいだ。だから、東京の重要度ってのは自分的にはかなり薄れてきている。よっぽど現物を見て買いたいという場合でも、交通費とか都心の滞在時間を考えると、通販で買って試すぐらいのほうがいろいろ節約できる。そういった意味でカネさえあれば地方でも間に合うぐらいだ。
 で、地方の嫌なところは保守王国に生きるのリンクもそうだし、
 2009-04-22 - 日々のメモ - アトランダムメモ
 なのもそうだろう。田舎の濃密な人間関係が嫌で都市部に出るってのは、昔から現在までずっと続いているわけだろう。もちろん田舎は雇用が無いってのもある。で、こういう因習ってのかしがらみってのが田舎の商店街にあったと言われているわけで、ある意味郊外型店舗がそういうのを破壊してくれたって面は大きいんだろう。じゃぁ郊外型店舗を好意的に評価できるかっていうと、それも違うんだよなぁ。
 阿久根の例にもある通り、郊外型店舗がもうその地域に必要不可欠なものになって、今までの共同体からの変革期にはあるんだろう。もっといい選択肢があるはずなのに、レヴェルの低い所で既成事実化してしまって、後戻りも出来ないし、その既成事実が新たな前提条件となって、なんか違う方向に飛んでいきそうな予感がする。なんだかなぁと。