今日はノグのオタクサイコンを使ったよ。

 年度末というのに、今週は割と時間に余裕があった。で、今日は昼頃には仕事を切り上げて、いろいろ雑事を行った。本当なら汚部屋の掃除とか庭の整理とかしなきゃならないのだが、天気も良いので自転車に乗ることに。
 というわけで、Knog N.E.R.D. 12 Function Wireless Cycle Computerなのだが、確かにゴムバンドで取り付けるため、簡単に装着できた。マグネットがネジなのだが、これも手で取り付けができる。心配性なので、どうしてもゴムが切れるんじゃないかと思ってしまうんだが、割り切れば便利この上ない。普通のサイコンだって、取り付けバンドは樹脂だし、劣化して切れる分は一緒かもしれない。しかも、ゴムバンドだと取り付けるバーの形状に左右されにくいので、今流行りの翼型断面のバーにも簡単に装着できるので便利。また、サイコン本体部と、カバー・バンド一体型のゴムが分離されており、本体を90°回転させれば、余分な部品を用意しなくても、ステムに取り付けができるってのもスマートだ。
 マグネットを検知する、トランスミッター部だが、フォークの上部ではうまく動作しなかった。下部でうまくいったので、そうしてある。大抵のサイコンはフォークの右ブレードに取り付けるので、今回もそうしていた。が、様子がおかしくて観察してみると、どうも左に取り付けるらしいことがわかり、そのように。サイコン部は右に取り付けているが、今のところ信号を拾わないって事は無かった。
 走り始めても動作しなかったので、タッチパネルで起こす。どうも長い間使わないと時間表示のみのスリープモードになり、起動のためのボタンは押さなくちゃならないらしい。ストップすると、計測を止めるのだが、このタイミングが結構早い。信号待ちで止まっている時に、いちいちボタンで動作を止める人には満足できる出来だろう。
 数値表示部は基本的に二ヶ所。一つは大きい数字で速度表示。もう一つは小さな数字が上部にある。この上部の数字は走行時間や走行距離など、いろんなモードを切り替えて使えるのだが、今日使ったところでは、スキャンモードといって、いろんなデータが5秒ごとに切り替えられていくモードらしかった。自分が重要視するのは現在時刻と、走行距離ぐらいなので、固定が望ましいのだが、今回はどうやってそうするのかわからなかった。速度は数字が大きくて見やすいが、上部の表示部はぼちぼちといったところ。夜間のバックライトもよく見える。
 今日は約10㎞ほど走ってみたが、がたつきは感じられず、特に取り付けに関して問題は無いように思えた。慣れの問題が大きいと思うのだが、走行時に使用できるボタンが一つしかないのには戸惑った。時間が経つとこのほうがいいと思えるのかも。機能が豊富というほどではないのだが、だからこそ手軽とはいえる。高くなるとは思うんだが、やっぱりケイデンスが知りたいという気はした。その機能をつけるとなるとどのくらいの値上げになるのかね?。
 さて、自転車に乗っていてなんか違和感を感じるのだが、どうも高校・大学生の頃の自転車の爽快感が感じられなくてもどかしい。若い頃はペダルを踏み込んだら踏み込んだだけスピードが乗って勢いってモノを感じたものだけど、歳を取ったせいなのか、そういうのがない。ペダルを踏み込むというよりは回すって乗り方になっているのもあるだろう。サイコンを取り付けた恩恵で、30分ほどの乗車時間で平均速度が約25㎞/hなので、そうそう遅いってほどでも無いはずなんだがな〜。