聖剣の刀鍛冶 第7話

 帝国の返答があまりにもそれらしくて、我に返ったよ。そりゃそうだわな。
 ルークの過去のほのめかしやら、魔剣の謎、そしてお色気要素も満載だったが、やはり、この構成は面白かった。ハガレンではないが、手荒な歓迎、慣れ、ささやかな日常を描き、シャーロットの迷いを提示した上で突き落とす。あたかもシャーロットに選択の余地があると視聴者に思わせて…っていうミスリードが素晴らしい。で、シャーロットにはそのささやかで平凡な日常を手に入れることすらあたわないという状況になったわけなんだが、どうするんだろ?。
 自由都市側としては、帝国とことを構える覚悟をしてまでシャーロットに肩入れするメリットは寸分もないわけだし、ましてや自由都市内で乱暴狼藉を働いた者だ。匿う義理すらない。仮にシャーロット達が丁重に自由都市側に保護を求めていたとしても、帝国の申し出に逆らってまで逃がす危険性を冒すこともないわけだしな。かといって、中世の都市はアジールとしての役割も持っているわけで、ほいっと帝国に差し出すこともないわけなんだが。まぁセシリー・自由都市・シャーロット達がそれぞれどんな判断・行動をするのか楽しみではあるよな。
 で、シャーロット達ってレギュラーメムバー化すんのかね?。