まぁなんとか風呂敷を強引にたたむことが出来ましたよね…。
オイシイ台詞はフェリ先輩が持っていきました。で、リーリンはグレンダンに帰り、多分これからも今までと同じ日常が続くんだろうなでEnd。汚染獣は余所の世界からの侵入者らしく、これはユダヤ金融外資のメタファーだったりするのかね。
連続で視聴したのでまとまりはつかないが、やっぱなにが言いたかったのかわかりにくい作品でしたわ。原作がこうなのか、アニメ化でダメになったのかがよくわかんないのだが、設定だとか、台詞だとかを勘案すると、あんまり大人の鑑賞に耐えるというレヴェルでもないのかもしれないと思ってみたり。いや、わかんないんですけど。
何度か触れているとは思うんだけど、大人と子供の中間部分が視野に入っているらしく、若干現実味の無い理想論や青臭い理論に割り振っているらしい。全体を振り返ってみると、じゃあそれがメインか？と思えば、案外そうでもないっぽいというイメージを受けるので、微妙なバランスだったのだろう。原作を読んでいないのでなんともだが、いくつかの感想サイトさんによると原作の忠実な映像化でもなかったらしいので、原作既読ファンにも不満、原作未読者にも十分な紹介になっていないというところなんだろう。続編はいくらでも作れそうな雰囲気だが、じゃぁ続編で視聴者に何を訴えかけるのかを考えると難しそうではある。
若者の持つ勢いが、思ったことが実現できないもどかしさに右往左往するって青春群像モノとして一定の評価ができるぐらいかな。そう考えるとバカ上司が一番らしいといえばそう。自分としてはフェリ先輩のいい味が途中から失われてきたのがちょっと残念。結局フォンフォンも周囲に振り回されていいようにこきつかわれていたしな。なんか最後メデタシのような雰囲気だったが、よくよく考えてみれば枷を嵌められただけじゃね？という気もする。強い意志の顕現をあまり表現できない現代風といえばそういう作品だったかな。おもろ−。
