とりあえずタブを減らすために。

 国籍ブローカー、フィリピンのテレビで「日本人の父親を捜している人はいませんか」

しかし、岡理事長は法悪用を狙う悪徳ブローカーが早くも動き出したのではないかと憂慮している。
「地元テレビに『日本人の父親を捜している人はいませんか』というテロップが流れるのを見た。
誰がどんな目的で流しているのか分からない」

 国籍法のアレ。早速カネ儲けに利用する人間が現れたってお話。
 国家主義教育の実態 〜桜美林大学の場合〜

 逢沢一朗衆議院議員自民党
 前原誠司衆議院議員民主党
 松原仁衆議院議員民主党
 西原正(平和・安全保障研究所理事長)
 小峯弘靖(PHP総合研究所研究員)
 加藤朗(桜美林大学教授)
 他に、高市早苗大臣(自民党)が遠隔参加

 討論の主な内容は次の通り。

 東アジアの国際情勢
  「第二次・朝鮮半島危機」問題
  「米軍再編成」と日本の対応
 近未来の「アジアの有効・融和・統合」のために

(中略)
 以下は開場にいた学生の記憶によるもので、一字一句正確ではない。

 日本は「中国の脅威」というけれども、それでは中国は昔のような状態であればいいのか。昔の中国であれば、日本は友好関係を結べて、今の「中国の脅威」と言われる状態であると、友好関係は結べないというのか。

 台頭する中国は日本にとって脅威であるなら、1949年前の中国は日本の国益になりますか。日中貿易はお互いにとって1位になっているので、日本の黒字貿易は中国も貢献しているはずです。これは脅威と言えますか。

 私(中国からの留学生)は日本で生活し、日本で勉強しているので、日本は第2のふるさととなっている。

 しかし、先生方は中国は脅威であるとおっしゃっています。私はこのご発言について心を痛めております。私の周りは日本人は友達がいるから、日本のことが好きになりました。

 西原先生は、中国は歴史教育において日本はけしからんと子供達に教えているとおっしぃいましたね。しかし、私達が勉強したのは45年までの日本であり、現在の日本ではない。先生はどう思います。

 中国にいる中国人は、見ているのがTVに映されている先生方のお顔だけでございます。自分達のことを敵とみなしている相手に、常任理事国入りを賛成できますでしょうか。

 中国の環境破壊というが、日本が高度成長時代に水俣病などの公害に苦しめられた経験や技術をなぜ日本は中国に支援しないのか。

(中略)

 政治家の警備陣の要求に従って、桜美林大学当局がシンポジウムに参加した全員の氏名・住所・電話番号・所属学部の名簿を提出したことである。

 一部学生は早稲田大学で問題になったことと同じではないかと大学当局に抗議したが、聞き入れられなかったという。

 うーん、自民党が国民に害を成す法律を定めた時に、誰がどのような発言をしたのかちゃんと記録しているのだろうか?。