機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第9話「拭えぬ過去」

 イノベーターって、ペア組みされてるの?。
 アルマークはコーナーに拾われたとか言っていたけど、どう考えても潜りこんだんだよな。莫大な資金力を持つと言っていたから、コーナー一族ってのはよっぽどの資産家だったらしい。しかし、そうは言っても高々ある資産家の資金力で全世界の軍隊を掌握できるような金をなんとかできるものかね?。どうせその金は労働者から巻き上げたようなもんだろうし。全世界中の生産価値を合計して賄えるようなものではないと思うんだが。印刷機で紙幣をすったところで、それは価値を水で薄めただけだしな。もしくは次世代の付けにして借金しているってところか?。どこの国だよ?。
 しかし、戦闘もグダグダだねぇ。サーシェスの一機に刹那とティエリアの二機がかなわないってのはどーなのよ。太陽炉にしてみれば、サーシェスのはまがい物であって、しかも刹那は二基、ティエリアの一基で、三倍以上だろ。それだけのパワーがあって負けるってのは、もうソレスタルビーイングに実力が無いってことだろ。
 で、次回は新型機(オプションパックか?)でパワーを凌駕らしいが、なんだかなぁ。結局精神的に不安定なスメラギさんに今のところ頼るしかないという危なっかしさがなんともな。ガンダムマイスターに独立したノードの役割を果たす能力は無いのか。
 ティエリアのいう世界の歪みってのが今のところすごく短絡的で、視聴者に対してまだまだ明らかにしていないというかミスリードしているというか、本質をわざと逸らすという構成で、なんとももどかしいわな。戦う理由も各自バラバラで、まだまだこの先も引っ掻き回すつもりなんだろう。瑠美が言い続けている変革の先も見通しがぜんぜんついていないようだし、こういう段階なんだろうね。2クールとして丁度三分の一だからそんなとこだろう。でも視聴者としては考えるためのフックがもうちょっと欲しいかなといったところだ。