｢金持ちの勝手な遊びに、剛がどうなってもいいとおっしゃるんですか？。｣
かなりハチャメチャなんだけど、最終回に向けて気合が入っているのか、結構面白い。アメリカを起点に大陸を縦断して世界一周レース。本作の見所である海外旅行を意識した背景を見せつゝ、参加者が妨害しあいながら競う。
しかし、この作品の女像が果たして当時の在り様を示したものかどうかわかんないが、しっかりしてるよな。冒頭の台詞は剛の母ちゃんの言だが、今時こんな発言を行える女っているのかどうか疑わしい。父ちゃんもまた息子達と同様意地っ張りだし、不甲斐ない男とくらべて憧れてしまう。
開始前のレーサーどうしの鞘当てもなんか熱いし、レース賞品の娘*1が変装してレースに参加して剛に惚れるってのもなかなか心躍る展開。
*1:レース開催者にとっては、むしろ優勝者が娘の賞品になるわけだが…。
