まかでみ・WAっしょい!第1話「なんか女の子出てきちゃっんですけど。」

 これはオタク達のお祭り騒ぎである。
 という言葉がお似合いの第1話というか作品なのか?。魔法は公式には認知されず、隠れた所で同好の士たちによって隆盛を極めるなんて、モロそういう感じだわな。昔はこんなこと想像すらできなかったが、少なくともコミケやらイベントなんやらでアレだけの人が集まる現在では納得できる構造ではある。
 タナロットは召還されたという形ではあるが、主人公が作ったもの(=オタクが作った二次創作物)であり、しかも概要としては物語中で述べられていた通り、捨て猫扱い。捨て猫とはいっても、生まれたての赤ん坊のようなものなので、そこらへん教育あたりも絡んでくる*1のかな。契約というのがどんなものかが周知されているのがあたりまえの西欧ならともかく、日本では契約=責任とでも読み替えたらわかりやすい気はする。
 というわけで、多分これからもお祭り騒ぎが継続していくだけだと思う。そんななか裏読みしてメッセージを掘り出すよりは単純に楽しんだもの勝ちの作品だとは思うので、感想は書くもの自体が無いものと思われる。視聴は継続しそうだが、基本感想は無しの方向で。

*1:にゃぁにゃぁ言っていただけの言葉をいかにも知らない彼女が、何で契約とともに言葉を喋れるようになったのかは、単に言語取得のプロセスを描くのがめんどくさいだけのような気はする。実際大変だし。