んHKもなんだかなぁ。

 なんか、きっこのブログを時たま思い出してチェックすることがあるんだけど、おもろいネタが転がっていたりする。
 小沢一郎がダメなワケ: きっこのブログ
 やっぱりおかしい、NHK7時のニュース: 内野光子のブログ

 きょう9月10日のNHK7時のニュースは、自民党総裁選挙特集の拡大版で、候補者5人を仮スタジオに並べて局から聞く、というスタイルで、延々と7時45分まで続いた。アナウンサーと政治部記者が、テーマごとに5人の意見の違いをわざと際立たせるかのような形で、質問を繰り返していた。そして、そのあと5分間でほかの政党のコメントが流され、結局50分が総裁選で終始した。あとの10分、事故米、金総書記の病気などのニュースに続きスポーツ、天気予報で終わった。

やっぱり、おかしい。(中略)

  以下が主なやり取りで、「 」の中がコールセンターの対応、最初が女性、代わったのが男性だった。

・一政党の総裁選に45分間もかける必要があるのか。その意図するところは何か。視聴者は自民党のコマーシャルを見るために受信料を払っているわけではない。

「そういうご意見はたくさん頂戴いたしまして、番組の担当者に伝えます」

・どういう意見がどのくらい来ていて、担当者はどう考えているのか。

 「申し訳ありませんが、担当者に直接おつなぎできないことになっていますが、必ず伝えます」

・視聴者の意見、担当者の考え方、今後の番組に活かす手立てが視聴者にはまったく知らされないのはおかしい。そういう番組やコーナーがあっていいのではないか。

 「コールセンターの責任者につなぎましょうか。しばらくお待ちください」



 そこまでは、よくあることで、案外早く責任者につながるらしい、と思っていたら、

 「はいはいはい、なんでしょうか」

・総裁選のニュースをあれほどまでに、長く丁寧に流す目的は何ですか。

 「はいはいはい、そんなことはっきりしてますよ、そんなことも分からないですか。わははは・・・。自民党のコマーシャルですよ」

 (ここで、これって、NHKのひと?耳を疑ったのだが、)

・はいはいはい、は止めてください。なぜNHKがコマーシャルをするのか。

 「必要だからですよ。必要だから」

・なぜ必要なのか。

「国民の関心が高いから。これはNHKの世論調査でもはっきりしてます。それに」

世論調査の人気や関心だけで、番組が決まるのか。NHKの公共放送としての見識はないのか。

「人気でなく、関心ですよ。お客さん間違っては困る。わははは・・・」

・笑いごとではない。

「世の中明るくいきましょう」

・ふざけないでください。ほかに理由はあるのか。

「総裁は、国会で首相に決まります。だれが首相になるか、国際的関心も高いですよ」

・国民にとって重大な別のニュースを犠牲にまでして、時間をとってやらなければならないことではない。

「お客さんの意見でしょ。それは。意見は全部ドキュメントとして、上は会長から担当者まで読めるようになってますから」

・視聴者の意見はどう反映されるのか。

 「放送で応えてますからね。番組を見てください」

・24時間見ているわけにはいかないでしょう。どういう意見があって、どう応えるのかを伝える番組があってもいいではないか。

「そりゃそうだ、24時間見てたら死んでしまいますな。ほかに質問あるの?」

 こりゃ本当か?と目を疑うような内容だが、後日当人に謝罪があったとかなかったとか*1。前から述べている通り、んHKは自民党の子弟が多数入社しているので、別にんHKが自民党の広報と化していてもおかしくない。
 特権階級の子弟でも実務を担当している人がいてもおかしくないのだけど、んHKと同じく特権階級の子弟が多数コネ入社している電通やテレビ局などは、自民党の子弟のかわりにこき使われる社員が別に雇われていて、大抵自民党関係者はたいした仕事をしなくても出世街道をひた走りに走っている。この対応した人は、実は自民党派閥に入れてもらえない外様で、半ばやけくそになって本当のことを伝えたと考えても辻褄が合う。どうせ一視聴者のタワゴトで、まさか晒されるとも思っていなかったんだろう。