魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜 第11話「卒業」

 なんかうってかわって穏やかだなぁ。
 研修が終わって卒業式なんだけど、それなりに胸を打つものでありながら、感動とは縁遠かったな。ソラ周辺のキャラ以外はほとんど描写がなく、いちいち顔出しされてもちょっと困る。前回あたりで、この作品の微妙なターゲット層が見えてくるようで、最近の若者の描写なんだろうが…。しかし、本当にアヴァン以外は余命短い話はだれもしないのな。
 豪太がソラを紹介するときに、彼らを描写せず両親だけを描写しているとか、やっぱ何かを狙っているんだろうが、良くわかんないな。卒業式といっても一ヶ月しか時間を共有していないわけで、そういう意味では気分の盛り上がりはあんなもんなんだろうなとは思いつつ、最終話に向けての溜めなんだろう。