恋姫†無双 第10話「孫策、命を狙われるのこと」

 感度は外せない項目なのね。
 サブタイとは裏腹に、反対派粛清のために一芝居うつの巻。それも最後で視聴者のために種明かしをしてみせるとは。種明かしが無かったら、確かに意図はまるでつかめないのではありますが。
 いろんなサイトさんで言及されていることだが、絶賛発売中のゲームの販促ではなく、この冬発売のブラッシュアップ版のそれであるらしい。しかもゲーム開始前までの外伝っぽい扱いとのこと。孫策自体、ゲーム開始時には没しているという設定だということだ。登場する女版英雄数が増えているとの触れ込みだが、張昭は女ではないのか…。
 結果論ではあるんだが、民の疲弊はあれども、地方の一領主で善政をしいた所で、対立勢力からの圧迫を受けつづけたら貧するばかりではある。結局天下に大号令を発する立場になってから民のことを考えないと、相手から攻められて戦火に苦しむのはその民自身であったりする。田舎に引きこもっていたら、それが遅いか早いかだけの話で、ホントの最後ならともかく、後になればなるほど大兵力の餌食になるわけで、それなら相手側に攻めていって戦場自体を遠ざけたほうがよっぽど安全ではある。だからといって統一を最優先事項にして、民が倒れるほど疲弊してしまったら元も子もないわけで、そのへんバランスが大事なんだろう。そのへん、孫策大義があり、孫権のこだわりは小事であるということは(理解できない層は一定いるだろうが)描けていたような気がする。
 ちょっと気になったのは書庫の描写。竹簡・木簡の汗牛充棟ぶりだったが、あの頃にはもう紙が発明されていなかったっけ?。かといって、紙が一般化していたかどうかはわかんないんだが。もしかして三国志には書籍が竹簡・木簡であるという具体的な記述があるのか?。ちょっと良くわかんないな。
 っつーわけで、どうやら次回は発売中のゲームには登場しない劉備のお目見え。いや、自分はゲームをしたことがないので、どうでもいいのではありますが。結局趙雲は番組を卒業したという台詞そのまゝなんだろうか?。