アタックNo.1 第58話 決定打・消えるアタック

 さて問題です。なぜ清水先生は本郷先生のアリバイを証明できるのでしょう?。ニヤニヤ。
 なんつーか、途中まで本郷がド天然に見えて仕方が無かった。こずえの突撃でみどりや大沼が吹っ切れたのはわかるんだけど、甲徳がやる気を出すとか、美しくはあるがちょっと無理があるのでは?。まぁ今の若者の逆切れ体質に慣れてしまっているのかもしれないが。リュウジも脅迫行為が一回の挫折で善人に変身とは…。
 甲徳にインターハイ出場ほどの実力があるのなら、なんで脅迫なんて手段を使ったのかよくわかんね。代表獲得までにも脅迫を使ってのし上がってきたのかもしんないが、普通インターハイ出場で不良根性から卒業するだろう?。やっぱ努の面影でこずえを振り回す目的ありきで、不自然さが目に付いてしまうというか。前回に記述した「努の面影を残す人間に、努と反対の行動をとらせて精神的決別を図る」というのも、今回を見た感じではあんまりそういう意図でもなかったような気もするし。不良たちが真剣勝負に触れることで心を入れ換えるというテーマを埋め込むこと自体はいいと思うんだけど、ちょっと欲張りすぎたんでねぇの?という気はした。
 前回の次号予告に見られたとおり、切羽詰ったところからの逆転現象みたいなカタルシスはあんまり感じられなかった。というか予告で逆転してしまったスコアを見せたらダメだと思うんだが。