アタックNo.1 第43話 女王への挑戦

 一年生に実力で劣り、足を引っ張って傷つける大沼の姿は今の自民党そのもの。
 レシーヴ練習の強引さは本郷だの猪野熊だのとそんなに変わらないわけなんだが、大沼の場合、意図が視聴者に明らかにされているだけに誤解のしようが無い。見ていてストレスは溜まるんだけど、ここは試練の見せ所。2年生が味方になるのも早すぎるし、こずえたちに屈託が無いのがファンタジーではあるんだけど、まだ昔はいじめはいけないものだという認識はあったんだろう。今の文部省が言う「いじめは絶対に許されない」という認識のいかにお笑いなことか。いじめられるほうにも原因があるとか言っちゃうもんな。司法もいじめっこに有利な判決ばかり下すし。昔のほうが荒っぽかったんだろうけど、今のほうが陰湿になっているような気はする。