マッハGoGoGo 第17話 インカ地底レース(後編)

 時速240キロで駆け抜けなくちゃならない割には、やたらのんびりしてたなぁ。
 何という結末。完走者というより生存者2名というレースも酷いが、ドライヴァープンスカで考え直す首長もなんだかなぁで。インカの酋長の娘がやたらかわいそうだった。クリ坊もまたしゃしゃり出て要らぬことをしていたし。
 うーん、この時代の特色なのか、観光旅行で忘れられぬひとときを過ごしましたって構成かね?。部族の風習にのっとった、行事ドリブンの祭りじゃなくって、観光客目当ての客引き踊りとか興醒めというよりか、観光客が風習を穢しているし、なによりそうまでして客引きをする部族の落ちぶれようがなんとも。明示的ではなかったけど、どう考えても地域共同体の貨幣経済への隷属化みたいな構造は描かれていたよね?。
 今週だったか、んHKのラジオで、観光客から3000円ほど金を取って祭りを見せる日本の地区があるとか聞いて、ついに日本も国民レヴェルでなんちゃって観光産業化してきたかとげんなりしたんだが。