二十面相の娘 第2話「東方紅夜」

 日本に重戦車を開発する余裕も度胸も無かったはずだが。しかも多砲塔だし。
 チコの裏の無いひたむきさが周囲も納得させるし、彼女自身の変革にもなるというお話。甘えたところがないのは今時の感覚からするとウソくさくもあり、かつ物語自体ありふれてはいるんだけど、ポンポンと畳み掛けるテンポがよく、なんとも見ていて気分が良かった。キレイ事過ぎず、かつ泥臭すぎずでなかなかよろしいんじゃないでしょうか?。