なんだかビミョーな感じではあるが。

 量産機より試作機が強いという幻想 : ARTIFACT ―人工事実―
 http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2008/02/post_599.html
 404 Blog Not Found:アニメ評 - 「超時空要塞マクロス」をもっと評価すべき
 試作機と量産期の違いについては、確かに餓鬼の頃勘違いしてたなぁという感慨はある。でも、ヤマトあたりは、量産期を作るだけのリソースがそもそも無い状況だったろうという気がするので、まだまだ日本軍への勘違いをしていた幼少期辺りは、そこらへん滅びの美学的勘違いも相俟って、仕方がないとは思った。プロトタイプが高いのは、別に部品や材質の品質が高いからというわけではなく、単純に同じ性能の部品を使っていても、量産されたものと特注品では値段が桁違いに違うってだけのお話。新規技術で作られた製品だと原材料の騰貴性もさらに加わってより高い値段になるかもしれんわね…。
 しかし、マクロスはどうなんですかね?。実は見たことがないので何ともいえないのだけど、メカ描写だけはSF少年だった自分には魅力的だったけど、「歌が世界平和をもたらす」と聞いた途端、「ハァ?」という感じで、今でも視聴意欲が湧かない。エポックメイキング的作品であることだけは間違いないんで、一度通して視聴しとかなくてはとは思っているんですけどね。
 でも、スタッフが慶応閥なんだよな。歌とパチンコで有名になった創聖のアクエリオンも慶応系マクロススタッフが関わっているっぽくて、これも見とかなくちゃなんないかな〜と思いながらも、きっとネタアニメなんだろうなという予感が沸々と湧いている。なんかね、育ちがいいのかなんだか知んないけど、基本の積み重ねだとか、共感って部分があんまり感じられなくて、いやにお花畑だとか、天才の蹉跌とか、現実味の無い話をされてもな〜、という感じではある。いくら天国があるかもしれないと言われても、ほとんどの人はそこにたどり着くことすら出来ないんだよな、たどり着いても門前払いなんだよなと思うと、きっと鼻についてしまうんだろうな。
 レジデント研修資料さんとこのお話は、ミもフタもねぇなぁ。きっと問題をしのぐため(解決なんて決して言えない)にはそれしかないんだろうけど、きっと現場の方々は善意で自分を奮い立たせて非情な現実に立ち向かっているんだろうから、どっちにしろ士気は落ちるだろうなと。患者だか政治屋の理想を偽装した理不尽な欲求が巡り巡って全体を疲弊・退化させるってお話。