ハンドボールのごたごた

 (1/27)ハンドボール再予選問題が招致に飛び火――16年五輪で東京を不支持か
 (1/29)日本は大差で敗れる・女子ハンド五輪アジア予選
 (1/30)日本男子敗れる、ハンドやり直し五輪予選
 まぁ選手の皆さんには全く罪は無いものの、結果を見ればハンドボール協会の大失態ともいえるお笑いに終わった。んHKの朝のニュースで連日経過を報道していたのだが、とどのつまり、イスラム諸国に日本は嫌われているんだろうと。サッカーのW杯ではさんざん韓国に有利な判定と憤っていた日本も、今回はその韓国と手を取り合って抗議するものの、上のリンク先で言われている通り、一番の貧乏くじを周囲の期待通りに引いてしまう。外交ではイスラムをイジめるユダヤキリスト教国の尻拭いで、スポーツではツッパって見事撃沈。なんつーか、自民党の悪政と日本のスポーツ協会のメンツに振り回されて、一番しんどい思いをさせられたのが選手たちではなかろうか。
 いや、もう、なんというか、ホント日本人は国際的にどう見られているのか、ほんのちょっとでもいいから想像して欲しいもんだわな。インド洋無料ガソリンスタンド法案にしても、国際貢献とか自民党が言っていたけど、実際には感謝しているとかいうヨーロッパ諸国でも「身の程をわきまえない、便利な貢ぐクン」としか見ていないわけで、もちろんイスラムというかアジア諸国からは基本シカトだろう。
 オーストラリアの捕鯨問題での吊るし上げも、国際的な批判の一環だろう。今年からイラク撤兵をはじめるわけで、日本がアメリカのイラク・アフガン侵略に性懲りも無く付き合いつづけたおかげで、はやく撤退したいと思っている国々が「余計なことをしやがって」とでも思っているわけだ。他の国々は表立ってアメリカを批判できなくて仕方なく付き合っているのに、日本だけがキリスト教国でもないのに、国民の金を持ち出してまで尻尾を振る姿にとてつもなく醜悪なものを感じているに違いない。だって、海外から日本の様子は

 アフガン状態は泥沼化し、一向に好転の様子を見せてくれないが、このたび日本の与党はアフガン支援法案を野党の反対を押し切って強行採決しました。日本では下院での可決後、上院が否決しても再度下院で三分の二以上の賛成で法案が通りますが、審議は30分で打ち切られ、無事法案は可決されました。

 ぐらいにしか報道されなくとも、もう充分日本はファシズム回帰だと見られ始めているだろうし、そういう与党に三分の二以上の議席を与えている日本国民は敗戦国にもかゝわらず、反戦意識の低い(もしくは従順な奴隷とも)人間だと見られているわな。
 外国人にして見りゃ、これだけ与党に酷いことをされていてもデモ一つしない国民なんだから、ここは一つ外国人が日本人をいじめても、じっと我慢していくらでも譲歩してくれるんだよな…と舐められていると思うんだがね。ハンドボールの結果を見れば、日本は弱いところをさらけ出してしまったわけで、ますます海外からの理不尽な要求はエスカレートしてくる可能性がある。もちろんその原因は自民党。もしくはそれを支持する日本人。