おかげで玄関の外に置いてある辺塚蘭の鉢が倒れてしまった。午后から雨模様で気温もグッと下がり、職場でも外から暖かいところに入るとふわっと眠くなる。
ネット徘徊をしていたら、どうやら福岡国際らん展は、11月でなく、来年の3月にあるらしい。そりゃ2007年で検索したら見つかんないわな。でもまぁ福岡のらん展に行くぐらいなら、東京ドームのらん展のほうが出店数も出品数も多そうではある。
寒蘭あたりは今年花芽が生き残ったのが一つしかなく、しかも蕾が膨らんでいる最中でなかなか咲かない。いやもぅこの前の展示会でヴァリエーションの少なさにちょっと先が見えたような気がする。でも販売サイトを見回ると、写しかたがうまいのか欲しくはなる。が、そうなるともう20鉢以上の寒蘭よりは、他のシンビジウムのほうに目が行く。
ちょっと前までは春蘭に興味が移っていた。寒蘭に比べると一茎一花であり、華やかさやたおやかさは寒蘭に軍配が上がるものの、花自体にヴォリュームがあり、花茎数を多くすれば豪華さでは負けない。その上花弁が大きいせいで色の変化が激しく、また奇形花の楽しみもある。葉芸については、斑の入り方のヴァリエーションも寒蘭より多く、多様性がある点にちょっと惹かれていた。
でもそうなれば、中国蘭にも食指が動く。奇花のヴァリエーションも増えるし、斑入りはともかく花の種類がとても多い。なにやら中国蘭に力を入れている店もぼちぼち増えてきているようであり、値段が手頃ならもっと手に入れたいと思う。
振り返ってみると、園芸とか思ったより際限のない趣味だなぁと。自分の場合は興味が湧いて手に入れると、とたんに興味が薄れるというのがダメなところである。本当なら今年本格的にはじめた寒蘭にもっと入れ込んで、来シーズンの開花に注力すべきなんだろうが…。アホです。