陰マモを

 まぁ昨日の移動中に読んだわけだが…。結局お仕事3人娘の恋慕の情を深める3編と、ゆーなのオトボケ1編の短編4つ。また次で最終の告知があったんだけども、どうだろうな?。人気がないといくら作者が続けたいと言っても続編はないだろうし、作者的には構成上オシマイにしたいんだけれども、読者の要望でアンコール程度に付け加えてみましたってトコじゃなかろうかと思ってみる。編集部としても本編を完結させて番外編を出すよりは売れ行きがいいだろうという判断を下したんじゃなかろうかと。やっぱヒロイン5人を一通り出して5巻か6巻で完結させるところを倍引き伸ばすというのもがんばったんじゃなかろうかと思うのです。正直このゆるゆるワールドで話を続けること自体難しいことなんじゃなかろうかと。だらだら続けてオッケーなら、それはそれでやりようもあるんでしょうけどね。
 どうなんだろう?。自分なんかはむしろ涙腺が緩くなりながら読みつづけていたんだけども、他のファンはどのような気持ちで読んでいるのか不思議ではある。次巻が最終としても、なんか大事件がおこっていろいろヒロインとの接近があっても、やっぱりお互いの立ち位置は変わらないでこのゆるゆるな世界がいつまでも続くエンドでおしまいだと思うんですけどね。
 忘れてしまったとはいえ、沢菓の気持ちはもう明らかにもなったし、この陰からマモル!〈11〉うらしまゆーな (MF文庫J)で、3人の気持ちも決意としてはっきりしたしで、ゆうなが告白して、なんとかオトボケ回避みたいな感じでしょうか?。作者はつまらない掟とか言っているわけで、それに引導を渡すというエンディングもありなんで、まぁ5人ともにチャンスはあるというか。
 自分だったらめんどくさいのはパスなんで、選ぶとすりゃホタル一筋なんだが、今回の話で椿とマモルの息が合っているってのもよかったねぇ。ある程度二人の心が通っているというか。まぁ話が続いて欲しいってのは山々なんだけど、陰マモが20巻も30巻も続くというのは想像の範疇外ではあります。
 まぁだらだらしてもしょうがないのでこの辺で。読み捨て感覚だけど充分楽しめましたということで。