機動戦士ガンダム00 第4話「対外折衝」

 ベネズエラはどっちに転んでも損をしないような手を考えていたんだろうと。
 本当にソレスタルビーイングを試すをいう博打を、自国が攻撃されるリスクを負ってまでやるような国家があるのかどうかは別として、最後の台詞に示された、世界の複雑性を示してみせる手法としてはなかなか良かった。こういうのもアリだろうなという説得性はあったと思う。
 しかし都合よく利用すんなヴォケと、怒りの鉄槌を下すのもなかなかに人間味のある行動ではある。うーん、どうだろう?。自分だったらアメリカにベネズエラを叩かせた上で、両国間に甚大な被害が出た頃に介入するがな。まぁそうだと戦争根絶にはならないんではあるが。
 初めに結論ありきで、正義万歳というスタンスではなくって、いろいろ視聴者に提案して見せて、いろいろ煽って考えさせて、それなりの結果を示すってのは、今のところ自分にとっては面白い展開ではある。ちょっとキャラ追っかけはできませんけどね。