花が死にまくってます。

 花芽がついた寒蘭のうち、一本は5㌢になる前に成長が止まってなくなり、一本は花間で折れて残った蕾も落ち、もう一本は蕾群のちょうど下でぽっきり折れており、もう一本は花茎の先つぼみ全体が枯れた。残るは、花茎が伸びている最中の一本と、3つ蕾がついていたうちの2つの蕾が落ちて、一つが途中でくっついている一本の計二本。ヤレヤレですよ。今週に入って秋の冷え込みになり、昨日今日と最低10℃に迫る冷え込みで生身の人間も寒くて大変。
 サカタで注文していた中国春蘭と杭州寒蘭が昨日届いたので植付けをした。中国寒蘭のほうは根が3〜4本ぐらいしかなくて開花はとても望めないんだけど、残りの中国春蘭はもしかすると花が見られるかもという感じではあった。葉が3〜40㌢ぐらいに伸びた上木の2〜4条なので、普通はあと一作か二作ぐらいしないと花は期待できないところ。
 中国春蘭は一つの花茎に一つの花が咲く一茎一花、いわば日本春蘭と同じモノとは違うタイプのを購入。一つの花茎に大抵たくさんの花が咲く一茎九華(花)と呼ばれるものが主体。日本の寒蘭の仕立ては、いくら株が充実していてたくさんの花茎が出ても一本にするのが普通なんですが、一茎九華はワサワサとたくさんの花茎を伸ばして豪勢な花姿を楽しむものらしい。日本産の東洋蘭に比べて暑さに弱いらしいが、根が勢いよく出て発育はいいらしい。病気などに強ければ、中国蘭のほうが見栄えがするんだろうな。
 というわけで、寒蘭自体はショボーンな感じ。残った2株にはぜひがんばっていただきたいとしか。