また新規購入。

 通販で二種購入。うーん、金銭感覚が麻痺してきている。それでも昔は稀少品種だと一株何百万もしたという時代があって(今でもそのくらいの値段で取引されているものがあるらしいが…)、それに比べれば現在の価格はだいぶ下がっているということだ。これは石斛などの東洋蘭全般に言えることらしい。
 それでも石斛は千円単位の5千円までぐらいで購入できるのに対して(まぁこれも稀少品はともかく)、いろんな寒蘭販売サイトを巡ってみたら充実した開花株だと安いもので一万弱、一般的な株だと平気で一万は超えているような感じがする。とにかく花が咲きさえすればよいという捨て値に近いものもあり、一株1500円のものを私も持ってはいるが、開花株の最低ラインは5000円ぐらいだと思う。東洋蘭の中でも寒蘭は種から育てると開花まで早くて5年、株を充実させて立派に咲かそうと思えば8〜10年ほどかかるらしい。だからこそ手っ取り早く山採りして選別という方法が長らくとられてきたわけだと思うが。
 HCなどで、多年草のポット苗を購入するとなると100円単位だし、5号以上の大きな鉢物を3000円ぐらいで買おうものなら「贅沢したなぁ」と思っていたぐらいなので、熱に浮かされている最中とはいえ一万超えの株を購入するのはさすがに馬鹿げているとは思う。まぁ洋蘭でも豪勢な花の咲く充実株は2万ぐらいするし、一般的な花モノでも2千3千が相場っぽいので、千円単位の消費には慣れていたともいえる。
 うーん、金の話を延々としてもなぁ。かといって買った品種の紹介をしてもなぁで。今日の1枚で花の画像を示せばいいんだけど、よそ様のサイトの画像を引っ張ってくるのは気が引けているんですよ。寒蘭関連のサイトでは、さすがに個人のサイトでは自分で撮影したものを公開してるけど、販売サイトは図鑑のスキャン画像を堂々とUPしていて、今更著作権云々を気にしてもしょうがないのではあるんですが。