【バンコク=三河正久】昨年4月のタイ下院選挙で旧与党・タイ愛国党に政党法違反で有罪判決と解党命令を言い渡したタイ憲法裁判所は30日、タクシン前首相を含む同党の役員111人から被選挙権を5年間剥奪(はくだつ)することも決定した。愛国党のチャトゥロン党首代行は判決後の31日未明、党本部前で集まった支持者に対し、「国民が受け入れられない判決だ」と強く非難した。(14:53)
すばらしい。軍が財閥と結託して政府を動かして勝ち目の全く無い戦争に突入した某国とはえらい違いだ。軍がちゃんと政府の暴走を止めているし、かといって軍が政府と癒着しているようにも見えない。見えないだけかもしれないが。司法も権力におもねることなく判断を下しているし、見かけ上三権分立だのとホザいていながら、その実三者が結託して私腹を子孫に亘って肥やしているどこかの国とも大違い。
日本は産業の空洞化が激しく、国民を使い捨てにして外国人労働者を入れるとか言っているし、もうアジア経済の勃興振りをみるとベトナム・マレーシア・タイ・インドなどに勢いではもう太刀打ちできなくなっているんだろう。