らき☆すた 第8話「私じゃなくても旺盛」

 らっきー☆ちゃんねる、暴走?。
 以前から述べているのだが、慣れてきたのかオヤジの戯言をなんとも思わなくなってます。どうやら原作からのエピソードの選択具合で、その回での隠されたテーマがあるらしいのですが、何らかの意図があると聞いても気にせず視聴してしまってます。そして正直監督を替えたおかげでクォリティが上がったとも思えない。いや詳しく比較したわけでもないんですけどね。
 なんつーか、やっぱり話題作りとかそのへんか?と思ってしまった。4コマの組みなおしだと、なんらかのテーマを軸に希求力のある作品に仕上げるのは難しいと思う。どうしても賛否両論出てしまうのはしかたのないことで、監督交替というイベントは視聴者対策なのかという可能性を考えてみた。
 もともと文句の無い層に対しては、「監督が替わっても替わらなくても別に気にしないのだが、スタッフが替えるからには以前よりクォリティが上がることはあっても下がることはないだろう」という推測が働く。不満を感じている層に対しては、とにかく視聴者に対してなんらかのアクションを示してくれたという一点だけでも満足して溜飲を下げることができる。とにかく監督交替以前以後で何の変化が見られなくても、視聴者に対してスタッフが気を使ってくれているという「誠意」みたいなものを感じさせる効果があるのだ。まぁ朝三暮四というやつですよ。
 単に監督交替による変化を私が気付けないだけのような気がしないでもないですが、私自身に関して言えば、そんな気遣いは無用だと思います。もし朝三暮四的対応がマジなんだったら、そこまでして視聴者に媚びなきゃなんないスタッフは大変だなぁとも思うし、いやな時代になったなぁと暗澹たる気持ちにもなるのですが。