なんか最近

 愚痴っぽくていけねぇ。投票行動で示しても、中川内務大臣の忠誠発言にみられる自民党独裁の流れは止まらないし、正直愚痴ったって世の中が変わるわけでもないんだよな。感想がしょっぱくなるだけだから意識しなきゃいいんだろうけど、通勤時のラジオを聞いているとどうしても政権担当者のめちゃくちゃ振りに気をとられてしまって、世の中のことを政治絡みで眺めてしまうのが習慣になってしまった。中曽根内閣の頃から*1やれ中教審だの臨教審だのという胡散臭い団体が現れて教育破壊が始まっているんだけど、20年経って振り返ってみると自民党の国民愚民化政策がおもしろいように成果を挙げているのに驚くばかり。もうそれでほとんどすべてのことが説明できちゃうんですよ。
 まぁ素直にアニメの内容だけに絞って感想を書くべきなんだろうけど、たぶんある作品はスタッフもそういう意味を込めているかも知れず、ウザいのを我慢するか読み飛ばすかして、しばらくの間お付き合いください。

*1:このころ一万円の肖像が聖徳太子から福沢諭吉に変わっている。聖徳太子が和をもって尊しとなすというまだ全員の合議を象徴していたのに対し、福沢諭吉ははじめから役に立つ(=金・権力)ものだけを合理的に追い求める主張をしている。脱亜入欧論のように、初めから強きを助け弱きを挫くという主張をしているのも特徴。最高通貨が金・権力尊重、弱いものいじめを象徴しているんだから国がその様に変わっているのもあまりに見事で驚くほかない。慶応閥の望み叶ったりといったところか。