がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第4話「プロモでゴーの巻」

 まなびはどう考えても芽生がリモートカメラで様子をうかがっていたことを知っていただろう!ということで。
 やけにわかりやすい回だなぁと思っていたら金月脚本ではなかった。しかしこの作品に託された大きなテーマを考えるとちょっと小さいものの、最大公約数的視聴者群には見たかった描写なんではなかろうか。自分的には無駄な台詞(描写)がそこそこあると考えるのだが、そうはいっても魅力的なシーンがてんこもりで見ごたえはあった。何度も涙を流して視聴してたしな。今回について言えば学園というよりはサラリーマンにも訴えかける内容。
 残念なのはまなびがかなりいい娘であることを思いっきりばらしてしまったところ。芽生の過去をあらかじめ知っていたら絶対こんなことにはならなったよな、というかこれだけまなびが気を遣う娘だったら、あらかじめむっちゃんに芽生の過去を聞いて失敗の無いつきあいかたをしていてもおかしくは無い…がそれじゃぁ話にならんわけでして。まぁともかく、まなびが何を考えているか視聴者に読ませないのが今までのありかたであったので、正直次回以降の彼女の性格描写をどうするのか心配である。
 次回は桃ちゃんの当番回なんだろうか?。むっちゃんが桃ちゃんが今回いなかったことを責めていたが、環七でバイトってのはそれじゃぁないんだろうか?。むしろこっそりとはいえあれだけまなびたちに寄り添っているのに無視スンナ!というメッセージのようにも思えたが。前(々)回もたかちゃんの表敬訪問のときに、生徒会室に迎えるべき人間が誰もいなかった*1という描写があったが、結構自分の周囲だけにしか目がいっておらず突っ走っちゃうところがたぶんにアリで危なっかしい。
 プログラムの復帰とかUnix系の操作系なんでしょうか?。プログラムを分散させてバッチファイルでコントロールしているようにも思えましたが。結構カッコは良かったですけどね。
 あとは手を取るシーンが二段構えだったりして意表を突かれた。大分アニメーション方面へのリソースが足りなく(通常化?)なっているようですが、いやそれでも力が入っていて勢いは十分。

*1:たしか訪問日はあらかじめ決まっていたと思うんだが