無敵看板娘 第12話「君が壊れたとき/葬られた宴」

 本当に最終回なの?。
 ひとさし舞うってアンタ、それに日舞なんていつ習ったんだ!。というわけで、美輝は深層心理では女の子っぽい欲求を持っているって事かニャ?。
 全24話とかいう話だったから、てっきり2クールやるのかと思ったんですが、どうもそうではなかったらしい。まぁ偽まる&UPLIFTコンビでいえば女子高生もそうだったんですけど、あまり小理屈をこねないでギャグをギャグとして素直に楽しめる作品でした。しかもギャグ単品でのあつかいとかではなく、配置が良く考えられていて一話全体(というか二話、AパートとBパートの関連性もアリ)で楽しめる作りになっておりました。ギャグオンリーとして楽しむって事は物語としては消費して後に残らないって事でもあるのですが、どうだろう?。実はメッセージが隠れているんだけど私の読み取り能力が低いってだけのような気もするが。だからといって作品が純粋に視聴者を笑わせてきているのに、奥に隠されているメッセージを捜そうとするのもあさましい感じがしてならない。
 というわけでお笑いとして決して下品でもなくかといって上品ぶっているわけでもなく、アニメーションとしての動きも悪くなく、作画も落ちなかった。音楽は添え物としてよくできていたし、玄人っぽい作品作りでクォリティはかなり高かったような気がする。まぁ出来のいい作品に共通して言えることなんですが、陳腐な感想を読むより作品を見ればおもしろさがわかるってやつですね。名作ぐらいをあげたいんだけど、ちょっと職場の人間(というか一般人)に薦めるには恥ずかしさが抜けないかな。おもろ+。