うーん。これも困った。
なるほどこういう構成もありだなとは思うんですが、あれですか、終わりなき日常を生きるってヤツですか？。それが主題なら社会的文脈をほとんど無視して登場人物達が思いのまゝ戯れる描写しかなかったのは非常に納得がいくのですが。本郷先生の魔王うんたらかんたらの説明に、すべてのキャラが疑問を感じることなく協力し合うってのは、登場人物すべてがこの甘ったるい世界の維持に共犯関係で取り組んでいるってことですかねぇ？。
そしてそれがこの作品を見て喜んでいるようなアニオタ批判でもあるとするならば、それこそが面白いのであって、むしろそういう視点が無いと自分は楽しめないっていうか。まぁそういう私の感じ方もすべて的外れであると言う可能性は大いにあるわけなんですが、仮にそうであるとするとすべてのキャラクターに何らかの記号が付加され、役割が巧妙に配置され、与えられたまゝ見事に演じきっている*1筈ですが、そこまで構造解析する気力が残ってない*2＆この作品にそれほどまでの愛着はないのがなんとも。
