交響詩篇エウレカセブン 第47話「アクペリエンス・4」

 終わりに向かって話は進んでいきます。
 自分たちの世界が実は地球でしたというのも無理のない設定と感じました。スカブコーラルがどうも無垢ではありながら、手前勝手に融合したがるという設定なのはなんのメタか?と気になります。行方不明になったという説明でしたから、レントンの父と姉があそこにいたのも無理はない。精神が融合するしか人間に生きる道は無いという考えにとらわれているのも、一種の逃げなんでしょうが、なにかをなそうとするレントンとの対比において、これまた自然ではあります。
 しかしなんか引っかかる。自分の勘違いだとは思うんですが、いまさら実存主義ですか…。あと世界を救うのは成長したとはいえ餓鬼なんですか…。まぁそれをいっちゃぁ少年向けのアニメに目くじらを立てることもないんですけどね。
 レントン父の台詞がなかったのが気になるというか、よくできているというか微妙なところ。攻撃を阻止できるかどうかという瀬戸際の設定が御都合主義的ですが、ここは盛り上がりに期待。しかし最終回は連続放映が多いねぇ。オリンピックの影響?。自分は全然見なかったんですけど。