魔法少女リリカルなのはA's 第5話「それは小さな願いなの(前編)」

 う〜ん、今期のアニメは目が醒めるようなのばっかり。これは毎回熱い想いというのがジーンとさせてくれますね。 http://d.hatena.ne.jp/manpukutaro/20051030#p2さんとこの感想を読んでしまっていて(他のサイトさんは近々第4話であることが多い)、謎の仮面の男の登場には意外性が無かったのですが、それでも緊張感は衰えず。健気ななのはに負けず劣らず健気さを見せるレイジングハートバルディッシュ、そしてベルカの騎士たち。アクセルシュートの個々のコントロールも特訓の場面を描いていたからこその盛り上がりでした。いや、撃てと言われていきなり撃ったときはそのまゝ相手を一瞬で殺しそうな雰囲気で、見ているこっちが「いいのか?」と感じてしまったのですが。
 前述のサイトさんもそうですが、わりとこの作品は手放しで喜んでいるところは私の感覚だと少ないような気がします。わからんでもないんですけどね。強い敵・強い技の応酬、前回も熱血ロボットアニメとか書きましたが、私ですらもっとも嫌うジャンプの展開と良く似ています。日常も描くんだけど、基本的には戦いのバリエーションでしかないといえばそうかもしれない。いや、そうだといっているサイトは無いんですけどね。戦いと対策(説明)と日常の間を行ったり来たり。
 戦いをクローズアップするあまりメッセージ性が弱まったかもしれません。しかし謎を徐々に明かしながら悲劇性も高めるには、他にどのようなストーリー構成があるのか考え付きません。まぁそこまで考えるより物語に没頭してしまっているわけなんですが。この作品には悪者は登場しない(カレイドスターもそうだったわけですが)のではないか?と以前述べましたが、今回を見てはやてが救われない結末にするのかも?という予感がよぎりました。ベルカの騎士たちが闇の書の封印を解くことで現れたというのは想像の範疇だったのですが、次回予告を見るともうひとひねりいれてあるみたい。
 さて、そろそろ無印なのはも含めて妄想してみるかな?