交響詩篇エウレカセブン 第11話「イントゥー・ザ・ネイチャー」

 見る前は精神的にむかむかした状態だったので、楽しめないかと思いました。コーラリアンって何?そのうち明かされるのでしょうけど、もったいをつけてるだけのようにも思えてしまいます。トラパーとやらも良くわかりませんし。謎が謎を呼んでどんどん引き込まれていくという感じでもありません。そのうち理解できるようになるのか、あるとき一気に辺りが開けるという感じなのかもしれません。まぁ一年モノらしいので謎を仕込んどかないと興味を持たせづらいのでしょうか。
 物語進行としては特にひねりはないように思います。ただ、空中戦は力が入っていました。スピード感、空間描写ともさすがと思います。
 うーん。やっぱり流体力学を重視しているのならロボットというギミックは今一感が漂います。個別機の出力はスピードだけとか、旋回性能だけとか集中的に割り振るのが適当で、可動四肢なんて抵抗が多くなるだけで、姿勢制御にもモーメント的に役立たないと思ってしまうのですが。いやいや、皆さんリアリティよりは歌舞伎の見栄のほうを求めているのはわかってはいるんですけどねぇ。