マスコミ その1

 スターシップ・オペレーターズの特徴にマスコミの存在があります。しかも、マスコミの都合で主人公を振り回すという役回りです。頭を空っぽにしてみれば悪者に描かれているとみてもおかしくありません。最近では特定の新聞が偏向記事を書くとか話題になって、マスコミの態度のあり方が問題視されてきているような気がします。
 わたしがマスコミに対して不信感を抱いたのは、朝日珊瑚事件でした。朝日新聞 - Wikipediaわたしも若かりしころには新聞記事を読んではいちいち憤ったりしていました。しかし社会人になってからは落ち着き、新聞だって事件のいいとこ取りをして報道だってするだろう、ぐらいには考えられるようになりました。各新聞社にはカラーがあり、傾向はほぼ一定なんだから自分で色眼鏡ならぬ色セロファンを取り除く作業をすればいいだろうと考えました。
 これに若干変化が加わって現在にいたります。その変化とは、自分が働く上で大いに疑問に感じることがあったことからなんですが、結局マスコミとはその時代時代の権力の大きい側の味方になるしかないんだなといった感を抱くに至ります。大きなところでは民主主義の担い手である民のだらしなさ、卑近なところでは横暴な顧客(â‘΃Tƒ|ƒZƒ“–ÙŽ¦˜^)といったところでしょうか。世の中にはこんなにバカが溢れているのか&バカを何とかできない世の中なんだ!という感が強いです。論理の嫌いな日本人(3) 武器なきマスコミの彷徨: マーケットの馬車馬を読むと、マスコミが哀れにすら思えてきます。マスコミに罪がないかといえばそうでもないんですが、いわば民主主義との負のスパイラルでモラル低下が最近とみに激しいような気がします。
 今日は導入ぐらいで詳細はまた次にするとします。