昨今の就職難について

 お断りしておきますが、私の狭量な経験や思考で述べますので支離滅裂なところはご勘弁ください。
 スターシップ・オペレーターズの世界の士官候補生たちも、のっけから職を失ってしまうわけですがどうなんでしょう。防衛大学校の卒業生も任官拒否して野に下る人もいますし、そういうことは考えなかったんでしょうか。残った人は能力的に優れた人が多いようなので、就職活動をしたら引く手あまたのような気がしますが。アニメの描写でもノリで残ったと発言していた人がいましたので、あんまり深く考えてないんでしょう。そうでもなければ扇動に簡単にひっかかるわけもないし。ただ、原作者にせよ昨今の就職難を意識した作りであるように思ってしまうわけです。
 現実に則してみると実は考慮するポイントが多すぎることに気が付きます。ニュースなどを見ると娯楽として視聴者が楽しめるように、好きなところを切り取ってしまっているので複雑性に気付かない人が多いんじゃないでしょうか。端的に言ってしまうと、社会システムの構築という観点から考えなければならないために、単純にどこを直せば解決という問題ではありません。われわれの社会が緩やかにしかも確実に破壊されてきているために、問題点に気付きにくくなってきているところもあり。いうなれば、徐々に馬鹿にされてきたというか。本来あるべき民主主義とはなにかにつながってくるところは大いにあるのですが、この議論ですら既に風呂敷が大きくなりすぎているのに、さらに収拾がつかなくすることもないでしょう。また次の機会に。
 さて、いつもどおり前置きが長いのですが、目に見える問題点を整理してみましょう。

  • 雇用者の問題
  • 被雇用者の問題

 これらを述べていくための前提条件というものがあり、例えば景気などはどうなのかなども非常に重要なのですが、その都度軽く触れることにします。項目としてあげてしまうと私の性格上収拾がつかなくなるので。