兄に付ける薬はない!-快把我哥帯走- 第10話

 うーん、ちゃんとギャグにもなっているとは思うんだけど。
 冷静に考えたらそれなりに出来はよいのだが、どうにもノれない。ひとつ疑問に思ったのは、あちらは男女が付き合うのに親族の手助けなり許可なりがいるのか?ということ。そうであるならば、この展開はよくある勘違いってことで面白がられるのもわかるんだけど、付き合う相手の認知云々は自由恋愛から遠いところにあるわけで、果たして共産中国は政権樹立以来家父長制みたいなものをかなり捨て去ったようにも思うので、なんとも判断が付かない。
 まぁ結局のところ、文化の違い云々に関して考慮を入れる時点で作られた面白さになってしまってるから、やはり今一つなんだろうな。国や文化の違いがあるにせよ、一目見た瞬間に(わけわからんけど)これ面白いというほどのもんじゃないからな。まづ直感で面白いというのが先にあって、じゃぁその面白さの源泉はどこにあるのか?じゃなくて、面白さに説明が要るってのはねぇ。いやまぁそれほど酷いもんでもないんだけど。