さすがに嵐で聞こえなくさせた台詞は明かしてきたか。
うーん、この作品がユリを描きたいのかイジメを描きたいのかわからなくなってきたな。自分はてっきりユリはどちらかというと偽装であってイジメを描こうとした作品だと思っていたんだけど、愛憎が深いお話なのでむしろユリのほうが強めの感じ。そしてユリの行き着くところがイジメというお話でもなさそうだし、いじめに関しては理由無き同調圧力って感じがしてなにか本質からわざと意識を逸らせているみたい。いじめが単なる美しいユリを引き立たせるための要素の一つなんだったら凄い肩透かしなんだが、まぁ果たしてそうなのかどうかはわかんないところではある。