生パスタとやらを注文してみた。

 割とスパゲッティは手軽に調理できるので重宝していたが、いつも乾麺を使っている。しかも自分が使っているのは92円@500gなので、懐に優しいというか、食費を切り詰めて生活しているわけで、もしこれが生だと味はどうなるんだろ?と思っていた。それが500円@800gで購入できるとあって注文してみたのだ。せっかくだからいつも食べているスパゲッティだけでなく、フェットチーネを試してみるということで。ちなみに調理は昨日。



 ベーコンとシメジをオリーブオイルで炒め、小麦粉を大匙1ぐらいふっておく。実はベーコン多すぎ。

 そこに牛乳を入れていわゆるホワイトソースを作るというワケ。幅広のフェットチーネはソースがよく絡むらしいのでそのへん考慮した。レシピを検索していたが、やれ生クリームを使えだの、白ワインだのコンソメを使えと書いてあるが、食費は切り詰めが基本だから、高価な食材は使わない方針。コンソメあたりは欲しいとは思うが、ベーコンを炒めることによって出る旨みで充当する。塩は一つまみ程度。パルメサンチーズもふったが、パルメサン高いんだよな。正直使い切ったらもうこれは買いたくないというほど。

 茹で上がったフェットチーネ。生タイプだから茹で時間は2〜2分半。しかもかためにゆでろとある。
 いつも乾スパゲッティを使うときは、茹で時間が7分ほどなので、茹ではじめてから例えばペヽロンチーノの調理を始める。どうせベーコンと唐辛子をオリーヴオイルで炒めるだけだし、自分のところは給湯式なので60℃ぐらいの湯が使え、その湯を汲んで火にくべてからスパゲッティを投入する。これで7分経てば大抵沸騰しているし、茹で具合も熱湯から茹ではじめるのと変わりがない。しかし、今回のような生パスタを使うときはこういう並列処理をすると大変なことになる。湯は汲んで火にくべておくが、パスタは入れずにソースを作る。炒めるのに三分以上はかゝるし、そこに牛乳を入れてホワイトソースにするのにも時間がゝゝる。ホワイトソースが出来上がったら火を止め、パスタを茹ではじめる。その間にホワイトソースが冷えるが、これはむしろ粗熱を取るという風に働く。

 フェットチーネをホワイトソースの入ったフライパンに入れて和え、食器に盛り付ける。そこに生卵を投入してカルボナーラ風にする。要するに讃岐うどん風に、出来上がった麺をどんぶりに入れて生卵を割りいれ、食べるときにかきまぜるというアレだ。カルボナーラだと黄身だけを使えというレシピが多いが、白身は、捨てるにはもったいないし、白身だけを利用するのは苦労するしで全卵。別に気取った料理を作るわけでなし、黄身だけで格段に味が良くなるというわけでもない(白身を入れると不味くなるというわけでもない)から、個人的にカルボナーラを作るときにはこうしてる。


 パスタが生であることによる違いだが、正直よくわからん。まぁそもそもフェットチーネだと乾燥したのを食べたことがないわけで比較も出来ないわけなんだが、そのへんどうなんだろ?。
 いちおう生麺と乾燥麺の違いがわかりやすいようにと生スパゲッティも注文済み。おそらく乾麺の何倍ものコストをかけるだけの価値はないんじゃなかろうかという感じはする。