朴念仁とはまさに彼のことなんだろうけど。
いやぁ、もう全編緊張感の塊というか、目が離せない、聞き逃せないといったところ。比企谷の愛され具合がもうお涙頂戴ですよ。誰も彼もが抱えている問題がきっと誰の犠牲もなく解決できるべきと思っていながら、具体的にその方策を考えることも出来ず、実行することもない。比企谷だけが試行思考錯誤の上で、トータルで一番被害が少ない方法を考えついて、犠牲を引き受けるので信頼も厚いという描写。今回持ち込まれた問題も、案の定比企谷がいつもどおりの行動に出そうで、彼をこれ以上傷つけたくないがための雪ノ下･由比ヶ浜の奮闘というか気遣いが心を打つ。
雪ノ下姉の登場と台詞で、おそらく解決方法は雪ノ下が生徒会長に立候補するということなんだけど、次号予告のサブタイだと由比ヶ浜が立候補するのかも!という驚き。もちろん、両者が立候補する以外に視聴者を驚かせる解決方法が提示されるのかもしれないが、そういうのも含めて次回が楽しみ。まぁ奉仕部ってのがこまっている生徒のために尽くす部なんだから、いっそのこと奉仕部メムバーがそのまゝ生徒会になっちまえば?というのも美しい形ではある。
