THE ROLLING GIRLS 第2話

 まるまる2話かけて前フリ。
 実は望未が主人公でしたという。しかも依頼をうけてのトラブルシューティングらしい。トラブルシューティングモノは、卑小になりがちではあるんだけど、自分のお好みのスタイルではあるし、実際ミクロな視点で地方を描くのであれば順当ではあるので本番は来週から始まるといったところかも。
 しかし道中一緒に過ごすであろう仲間がもう不自然というかなんのつながりもなくメムバー組させられるなど、強引だなとおもわなくもない。まぁつながり云々は以後描写されていくんだろうけど、そうするともう残り10話となった尺でどのように詰め込むのか不安ではある。
 しかしなんといっても執行のキャラ立ちには誰もかなわないというか。ほんでもってやっぱりテイストは昭和を目指してるんだろうなというのがひしひしと。自分がその世代だからってわけでもないんだけど、実際のところあまり見栄を張らずに自分の力を試すために、外見にこだわらず、「とりあえず動いてみる」というのがやりやすかった時代だったよなと思う。今のほうが便利ではあるんだけど、逆に不便さを友とする心地よさってのがあって、ドン臭いんだけど肩肘張らないところがね。今回でいうと、真茶未の変身というか着替えシーンとか象徴的。デパートの屋上でよくやってたヒーローショーの舞台裏で、中の人が着ぐるみの上半身だけ脱いでくつろいでるとか、そういう雰囲気なんだよね。