魔弾の王と戦姫 第4話

 アレ?、捕虜の身分とか身代金とかどうなった?。
 なんか着々と防衛体制が構築されている模様。というかエレオノーラも国王じゃなくて、戦姫という名の諸侯という身分とは。奔放な性格は成長期の王って感じだったんだけどな。
 というわけで、エレオノーラ以外の戦姫も登場、いちおう周辺諸国や背景などのざっとした説明。
 いちおう世界情勢は現代性があるっぽいんだけど、相変わらずの英雄譚で、ちょっと代わり映えしないなぁ。結局のところ視聴者側が、自分自身が新しい時代を切り開くための心構えやその対処法についての思索を深めるってことはどだい無理で、時代を切り開く英雄をその場の雰囲気で選ぶしか出来ないという絶望が、オールドタイプな物語を選ばせるってことになってんのか?。ティグルが努力しているように見えて、結局数合わせに奔走しているだけだし、アルサスの領民も、指示待ちぐらいしかできてないし、いやまぁ大局を動かすことが出来る人間には限りがあるってのはあるにせよ、こういうのを脱却して新しい社会を作るべきなんじゃないかとも思うが、いやそういうのを1アニメ作品に求めてもしょうがないんだけどサ、自分で判断するんじゃなくて偉いさんに任せる任せないってことなら今の自民盗搾取政治はいつまでたっても変わらないってことになるんだけどねぇ。主人公側の幸運なご都合主義で、悪が倒されるって展開で溜飲を下げるのは、ガス抜きにしかなんないじゃない?。