艦隊これくしょん -艦これ- 第4話

 また我慢しきれずに視聴。
 第3話のその後。金剛型四姉妹の明るさがともすれば暗くなりがちな雰囲気を中和しているといったところ。睦月ではなく吹雪が呼ばれていること、そこでかなり派手なドタバタがあって、いきなりだから、そのへん承知してないと別のエピソードに移ったと勘違いしそう。去就は艦隊内で知れ渡っているだろうけど、睦月以外が気にしていない様子から察すると、もうそういうのはあたりまえという感覚になっていると見るべきなんだが、そのへん難しいな。かといっていつまでもうじうじしていても戦闘に差し支えるってのは個々の艦娘が承知しているというのもあろうし。
 自分が現時点で解釈する限りおそらくそういうことなんだろうけど、この見立ても間違ってる可能性はある。まだ序盤が終わったぐらいだし、まだまだ予断は許さない。
 で、この作品に深みだとかを求めるんだったら、やはり現段階でプレーヤー以外はむしろ視聴しないほうがよいぐらいに思った。金剛型のドタバタはどう考えてもわかってるもの向き。あのどちらかというとエキセントリック方向な描写でこのゲームをやりたいと思うゲーム未プレイ者がいるとも思えない。命のやり取りをするんだったら、やはり戦う理由だとか戦わざるを得ない理由とかあってもよさそうなもんだが、そういうのが今の段階で見当たらない。吹雪が頑張る理屈付けとして、死にたくないようにだとか、それでも守るべきものがあるとか言及されてないんだよね。もちろん今それを明かす必要はないんだけど、そういうのが全くなくて単なるスポ根要素だけで頑張ると言われても…といったところ。シリアス展開と言ってるから、おそらく話数が進むにつれ戦況は芳しくなくなっていくだろうし、悲惨な目に遭って…という展開になるんだと思う。長門の口調からしても能天気ばかりはやらないだろうと踏んでるんだが。